こんにちは、筋トレ好きな新人理学療法士です!
もうあと少しで1年目が終わろうとしています。後輩が出来ることはうれしい事で
半面しっかりとアドバイスができるかが不安ですが頑張っていきます。
今回のテーマは膝関節に関する歩行についてです。
僕も入職してからいろんな患者様と出会いその中でも多かったのが変形性膝関節症です。
変形性膝関節症により膝関節の伸展制限が認められたり、非効率な歩行などが問題で
これまでいろいろ悩んできました。
はじめに
膝関節に伸展制限が生じると、背臥位では転子果長、棘果長の短縮が認められ
立位では同側の骨盤下制が認められます。
そのため、歩行練習など行う場合のリスク管理として伸展制限側に立つようにします。
または、足底板など用いて補高することで脚長差が軽減できます。
膝関節伸展制限の原因
原因としては主に、オスグッドやジャンパー膝、変形性膝関節症などがあり
脛骨大腿関節や膝蓋大腿関節の機能不全を評価する必要があります。
膝関節過伸展の原因
膝関節伸展筋力の減弱により荷重位で膝関節屈曲すると膝折れが生じてしまうため
歩行時の初期接地から荷重応答期に早期から膝関節を伸展し体幹の左右動揺を少なくする異常動作が出現します。
膝関節内反の原因
初期接地から荷重応答期にかけて外側ラテラルスラストにより生じ
大腿脛骨角(FTA)は正常170°~180°だがFTAが180°を超えて膝関節伸展筋力が
減弱してくると同側への体幹側屈および膝関節外旋や前足部の外転などの
代償動作が認められる。
膝関節外反の原因
膝関節伸展筋力の筋力低下を補うため股関節内転筋を用いて
膝関節を伸展しようとするため生じやすい。特に瘦せ型の女性に多い。
介入する前に目の前の患者の動作観察を行い問題点を抽出し
しっかりとしたアプローチをしていきましょう。
今回は歩行時の膝関節に関する代償動作や原因などについて
アウトプットしました、少しでも皆様の知識が増やせたらと思います。